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園便り

~最初は「?」。でも、段々と「!」となぁ~れ~

2024年05月16日 いつかいち(分園)からの園便り

月が4月から5月へ移ろい、季節は早くも「初夏」。この時期は薫風や緑風と言われるように木々に芽吹いた若葉の間を吹き抜け、心地よい香りが和ませてくれる時季と言えます。田植えを終えた田園風景が入梅を待ち望んでいる感じもします。そんな中、これからはここ最近の気候変動から日中は真夏日というのが”普通”になっていることから暑さに慣れる準備をしていく暑熱順化をしていき、元気に過ごしていけるようにしましょう!

 

園では体操、英語、音楽にリトミックなどの専門家をお招きした各教室を開催しています。今回はその中で体操、英語とリトミックの様子をお伝えしていきたいと思います。まずは、ウィットに富み、自らの子育て経験に加え長年の体操教室運営実績で一人ひとりに合った声掛けやかかわりがこどもたちにも大人気の体操教室。アンパンマンなどのぬいぐるみ遊びで場を和ませてくれ、その後は柔軟などの準備運動で本番がスタートする段取りとなっています。

 

1歳児がそんなこんなで心と身体の準備が整ったところでフラフープの中に入り腰の当たりで持った格好で「出発、進行っ~~!」の電車ごっこ遊びをしてみました。みんなは広いプレイルームの中を「ポッ、ポッ~」と言わないまでも楽しく動き回って楽しそうでした。その後は、先生が掲げた高さのフープにボールを投げ入れる投てき遊びもしてみました。

 

昨年度も取組んできた先輩格の2歳児は鉄棒のぶら下がりは月齢と共に腕力もついてきたことからお手のもので、次に先生の見守りの下で足抜き回りに挑戦しています。最初は天と地が入れ替わる恐怖で恐る恐るだったのが今はスリルを楽しむ姿が見られ、順応性の高さに惚れ惚れさせられます。みんなは存分に身体を動かして楽しんだ後は協力して運動器具の片づけをする、「使ったら元に戻す」という習慣づけもなされているのに感心させられます。

 

次に、こちらは以前の先生からお子さんが園に通っていたご縁から昨年度途中から教えていただくことになった先生ですが、明朗快活な性格からくる語り口は日常生活の場面を想定した英単語がこどもたちにストレートに届いている感じがします。時には絵本やPCの映像など時々でバリエーションのある展開もみんなを魅了しているところとなっているような気がします。ご覧の一コマはカラーボールで色を指定して持ってきてもらっている様子となっています。

 

フラッシュカードではニコニコ笑顔の”happy”のカードに悲しそうな表情の”sad”の心情、「晴」・「雨」・「曇」・「雪」などの天候もsunny,rainy,cloudyやsnowyなどを天候図を見ながら視聴覚で学ぶようになっています。英語と日本語は周波数が違ったり、独特の発声方法だったりするので絶対音感が敏感な時に見聞きしておくことは和製英語に陥らない第一歩なのでネイティブな英語に慣れていって欲しいなぁ~と思います。

 

こちらはサイコロの目ではなく英単語のキューブでコロコロと転がし、先生と出た英単語をみんなが学ぶという、粋な趣向の英単語遊びです。こどもたちはコロコロと転がす楽しさと出た英単語を学ぶということで一石二鳥的な学びとなっています。これはまさしく「習うより慣れろ」で日本語同様に英語がものになっていくことを願っています。

 

最後は、今まで永くリトミック教室を担当していただいた先生から今年度から新たな先生をお招きしての開催となります。こちらは最初の会だったので自己紹介を兼ねた音楽遊びの場を持つことにしました。ピアノのリズムに合わせた、伸びと張りのある声楽で自己紹介からスタート。その後、大型絵本「もこもこ」のピアノの効果音付きの読み聞かせでは、みんなを絵本の想像の世界へと知らず知らずの内にいざなっているようでした。

 

その後は、みんなに馴染みの楽曲「さんぽ」に合わせ、先生たちの振りを真似たり、我流の振りで披露したりとめいめいが「音」を「楽」しみ、ノリノリの楽しいひとときを過ごすことができました。初対面とは思えない大変和んだ雰囲気の中、楽しく音遊びができたので次回も楽しみな限りです。他にも、音楽大学ピアノ講師とその音楽仲間による本格的な演奏会をメインとした音楽教室もあり、柔軟な脳のこどもたちにとってどれもこれも刺激的で継続していくことでみんなの基礎づくりに少なからず役立ってくれるのではないかと密に期待しているところです。みんな、楽しんでいって下さいね!


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