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園便り

~暑くなる前のお楽しみ、あれこれ~

2024年05月25日 いつかいち(本園)からの園便り

今年のGW後半、「こどもの日」は暦上で「立夏」。今夏は南米ペルー沖で海面水温が平年より急激に下がるラニーニャ現象から過去のデータから「猛暑」予報だったり、その現象は今春、すでに終息して「冷夏」予報もあるようですが、やはり気候変動の影響は拭えず酷暑の様相で「ゲリラ豪雨」などへの心構えも必須のようです。ここ数日の蒸し暑さからも小まめな水分補給等、まずは熱中症対策を万全にしていくようにしましょう。


まずは今年もトマトジュースのカゴメさんからそれ用に品種改良した「凛々子」苗の提供をいただきましたので園で食農活動に取り組もうと、みんなはまず苗植えに挑戦しました。この日に向け、土壌づくりもしてきたので園児代表の4名が土壌に苗を植えるために穴を掘り回りに土を掻き集めて固定していきました。最近は土あそびがなかなか出来ない分、いい体験となっていました。

次に、「(1年生)年長児になったら~♫」の鍵盤ハーモニカ活動の様子をお伝えします。まずは、その構造や取扱い方の説明を受け、鍵盤に音階シールを貼ったり、鍵盤ハーモニカ本体のホース付けなどの事前準備に取り掛かりました。お父さん指を音階シールを見ながら置き、ホースに息を吹きかけて音出しスタート。


指で音階シールをたどり「ド・レ・ミ・ファ・ソ・ラ・シ・ド」を弾いてみました。みんなは飲み込みがよく、意外や意外(失礼)に上手に音出しができたので次回には簡単な歌詞カードを見て楽曲演奏に挑戦しようと思っています。


天候のよい時季ですから、室内からパァ~と飛び出して公園遊びの様子を次にお伝えします。異年齢で遊ぶことから月齢差からくる遊び方の違いがいろいろと刺激になって「自分もやってみよう!」というきっかけづくりの場となっているのは何よりですし、遊具は順番を守って代わり番子に使えているのも素晴らしいなぁ~と感じています。


最近、春先の運動会もある中、園に「公園で開けて見てみてね・・・」という謎めいた手紙が舞い込み、みんなが訝しがりながらも興味を覚え、手紙に書かれある通りしてみると、中にはバトンが入っており「リレーを楽しんでね!」とありました。

みんなはこれには最初はどういうことと面食らったようですが、リレーの心地よい響きに全員一致で「やるっ!」と決断が下され、早速 熱いチーム対抗戦が繰り広げられることになりました。
 
こちらは恐いもの知らずの強者ども(?)たちがジャングルジムの高さにおののきながらも、チャレンジ心の方が勝り、競うように天辺を目指す頂上制覇大会が密かなブームとなっています。また、公園の定番のブランコでは心地よい風を切って楽しむ姿が微笑ましく映りますね。


話題は変わり、年少児の体操教室の様子をお伝えします。何でもそうでしょうが、ぶっつけ本番ではじめるのは心と身体の準備が整っていないし、先生も園児の体調確認も必要なことからご覧のようなカラーボールの色当てクイズなどでウォーミングアップ的なことからはじまります。

 
カラーボール遊びは次に「投てき」目的で上方向や遠くの目標物めがけて投げたり、最終的には先生が持つカゴの中を目指して玉入れ遊びへと展開していきます。これは時々に変る目標物に投げる練習となり、変化を楽しみながら目標物めがけて投げる遊びで十分、身体が温かくなってきた感じです。


今回の目玉はマットと鉄棒でした。先生がマットの横で一人ひとりが前転する要領を指導し、怪我のないようにスムーズにくるりと回れるように見守ってくれます。鉄棒の初っ端はぶら下がりで握る力と腕力アップをめざします。

鉄棒の後は気分転換も兼ね、ご覧のようなカラフルで真ん丸にしたジョイントマットを床に無造作に配置して飛び石よろしくピョン、ピョンと飛び体勢を整えながら移動していきます。鉄棒の緊張から俊敏な動きへの切り替えで楽しそうに取り組む姿が印象的でした。

 
こちらはみんな大好き、お昼のお楽しみの給食時間の様子です。給食に当たって、調理担当者から「今日はハンバーグと塩昆布サラダ」と献立が紹介され、みんなからは「(大好物ということで)待ってましたぁ~!」と歓声があがり、ソースの隠し味のいちごジャムも手伝い、パクパクモリモリと食が進む様子がひろがっていました。

幼児クラスと乳児クラスの違いはフォークやスプーンから箸への移行が進み、最初のにぎり箸から通常の箸づかいへと進み、それもしっかりと板についた感じがします。食べる姿勢は背筋をピンと伸ばし、茶碗をもって箸で適量のご飯をお口に運ぶといったことが習慣化してきているのを見ると着実な成長を感じることができます。

今日は大好物のハンバーグということもあってか、みんながあっという間の完食劇を演じ、食べ終わった時の「ごちそうさまでした!」もバッチリを言い終え、食器の後片付けもしっかりと定着しているのも素晴らしいなぁ~と感心させられているところです。これからも一人ひとりの嗜好、食事の量などを把握し、無理のないように完食する達成や満足感を感じながらバランスよく食べていけるように見守っていきたいと思います。


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